X1turboZⅡ(CZ-881C)

1.特長

X1の完成形がX1turboZⅡ(上側)なのだと思います。アナログRGB、2HDドライブ、FM音源内蔵です。付属BASICもZⅡからはアナログRGBやFM音源をサポートしたものになりました。X1としてはこの後もZⅢをリリースしますがは拡張FD端子の廃止等、仕様の縮小を含んだコストダウンを行いシリーズの終焉を迎えます。

2.電源の電解コンデンサ交換

最近、電源を入れると「ゆっくり電源を入れなおせエラー」がよくおこる・・・。これは電源がヤバイのアラームかもしれません。予防保守の意味もあるので早めに交換しちゃいましょう!

※お約束ですが作業はすべて自己責任で行ってくださいネ!

X1turboZⅡ電源コンデンサ一覧(独自調べ、各自自分の環境に適用の際は再確認の事)

  容量 電圧 備考
C705  330uF 200V  
C714 470uF 35V  
C715 47uF 25V  
C717 10uF 50V  
C718 10uF 50V  
C719 3300uF 25V  
C720 0.22uF 50V  
  容量 電圧 備考
C722 470uF 16V  
C723 6800uF 10V  
C724 6800uF 10V  
C725 6800uF 10V  
C726 2200uF 6.3V  
C727 1uF 50V  極性なし

3.2DのFDDに換装

X1の場合、2HDは普及前にX68000にとってかわられたので2HDの恩恵は少ない(もちろん大きい事は特に開発環境においてよい事ではあるがHDDを搭載している場合、FDDはは、より互換性が高い2Dの方がトラブルが起きにくい)。なので換装する。

2Dのドライブに換装するとFDのアクセスランプが片方をアクセスしても両方点灯する。そんな時はFDDのIUをオープンにしてみよう(備忘録)